2012年7月26日木曜日

ふえたまリサーチ⑤



※今日から常体で書きます



今日は私の好きなアニメの話!


私は、幼い頃からオタクの英才教育を受けてきた。
日本の端っこで育ったのにも関わらず、
沢山のアニメや漫画を見て育った。

リアルタイムでヱヴァンゲリヲンを見て、
5歳の頃に同人誌を注文し、
中学生でネット徘徊にはまり、初めてホームページを作る。
高校時代はオタク友だちに恵まれて毎日絵を描き、
大学一年生で念願の夏コミサークル初参加、
一般的なオタク街道を歩んでいたが(´・ω・`)
今や探究心を忘れ、オタクとも一般人とも言いがたい。


我が家は両親揃ってアニメ好きだったため
たいそう充実したオタクライフを送っていたらしい。
聞くところによると、一般人の両親を持つ御家庭は
基本的に漫画を自分で揃えなければならないらしい。
両親が偏見を持っている家庭では、家庭内焚書が起きるという話も聞いた。


アニメは非常に優れた表現手段だと思う。
何故嫌悪されなければいけないのだろうか。
絵が動くってだけでとんでもなく面白く、
感情表現は実写よりも豊かである(と思う…)のに…


というわけで、今日は私のオススメ作品を紹介する!
これを見れば、親御さんもはまることまちがいなし
こんなに優れた芸術作品が一般社会に浸透していたのかと落涙することだろう!



「彼氏彼女の事情」


監督はヱヴァンゲリヲンの庵野秀明
製作はGAINAX

原作は少女漫画だが、
少女漫画っぽい、幸せきゅんどき♥ぶりめら物語ではない。
ギャグマンガのように明るいコメディが目立つのだが、
扱うテーマの中心は暗くて重い。
それを描くアニメの表現がとても丁寧で綺麗なのだ。


*あらすじ*
虚栄心の塊で主人公の宮沢雪野は、他人からの賞賛を得るためだけに
スポーツ万能・成績優秀・容姿端麗なクラス委員を演じていた。
しかし、新入生代表として挨拶をした有馬総一郎は、
性格美形で文武両道の、本物の優等生であった。
雪野はそんな有馬に対抗心を燃やしつつも穏やかな日々を送っていたが、
ある日偶然、有馬に本性を知られてしまうのであった…





【会話の表現】

アニメを見ていて思うのは、
会話のシーンがつまらないものが多々あること。
ただ立ったまま会話させるなら漫画に声をつければいい。

アニメの特性を活かすなら、「◯◯みたいなかんじでっ」
などという台詞があったら、その「〇〇みたいな感じ」
をアニメとして動かすべきではないか。


『彼氏彼女の事情』は、会話が淡々と続くシーンこそ見所だ。



背景画や、実写(上図のような画)がBGMに合わせて切り替わり
淡々とした会話が心地良く感じられる。
感情は、表情や体の動きだけで表現するものではない。
BGMや効果音、声の演技や光の加減など全てで表現される。
ただ漫画を動かしただけのアニメではない所が、
この会話のテンポの良さだろうと思う。


とくにこの会話の手法が分かりやすいのは、
私のお気に入りの話『幸せの主観』!
ツンギレ美少女・芝姫つばさの話だ。

唯一の肉親だった父が再婚することになる。
相手と会ってみると連れ子はドクロネックレスに金髪のロック野郎
絶対うまくいくはずないとやさぐれていたが…(以下必見)



見た目はとても可愛いが、
口と性格が悪く、思考が分かりやすい女の子。
好き嫌い分かれるキャラクターであるが、
私はこの頃からずっとこういう子が好きだ(現実も…)


【BGM】

鉄人28号の「正太郎マーチ」のアレンジは必聴
とにかく曲が心地いい。

『ヱヴァンゲリヲン・破』にも沢山使われているので、聴いてみてください!








0 件のコメント:

コメントを投稿